スケッチブック

背景など

九州(というか、福岡)のとある田舎の高校の美術部のメンツの日常を、 淡々と描いた４コママンガです。
始め表紙を見たときは、カントリー調の風体の女の子が、 スケッチブック片手に各地をめぐる旅を描いたマンガなのかなあと、 想像していたんだけど、なんだか一向に旅に出る気配がありません。

キャラクター

• 梶原　空(かじわら　そら)
  全くといっていいほど、しゃべらない (でもモノローグでは、いっぱい語る)。 周りの人がおもんばかってやらないと、 ほぼコミュニケーション不全に陥るっぽい。
  わりかしヘンなことを思いついては、その想像の中に入っていってしまう。
  とっても不器用。コンビニおにぎりを開封できなかったりする。
  物言わぬもの、小さなものたちの代弁者なのかもしれない (でもやっぱりしゃべらない)。
  
  この人が主人公であることで、 このマンガの方向性(癒し系？)が決まったような気がします。
  


• 麻生(あそう) さん
  空を美術部へ連れていった人。
  ひとり極めて 流暢(りゅうちょう) な博多弁を使う (私が知っているマンガの中では、一番しっくりくるように思います)。
  とりあえず動いてから考えるアクティブな人で、 空や鳥飼さんと好いコンビネーションを組むみたい。
  マペットを操るときは、なにげに共通語だったりする。
  
  九州方言に馴染みのない読者には、この人の言葉遣いがどう映るのか、 興味のあるところ。
  


• 鳥飼(とりかい) さん (葉月、鳥ちゃん)
  しっかり者。でも必要以上に貧乏性。
  昨日買った味噌の値下がりにショックを受けたり、 卵の安売りを見逃してショックを受けたり。 その辺りに、妙に共感を覚えるのです。
  


• ミケ
  空の観察対象の一つ。
  この辺りを牛耳っている、猫のボス。
  でも　毛がほくほくしている
  

諸元、リンク

• 作者: 小箱とたん、 COMIC BLADE (マッグガーデン) に連載中。
  
• まとめられた「スケッチブック」 (BetatroN さん)
• スケッチブック絵板 (没有さん)